ネイルの歴史および文化について

エジプト ヒエログリフ

 

ネイルの歴史は古代エジプト(紀元前3000年以前)まで遡ります。

 

この時代のミイラの爪にネイルのような装飾がされていたのです。

 

そして、この装飾は『ヘナ』という植物の花の汁を使って染めていたようです。

 

ヘナ 白髪染め

 

ヘナはミソハギ科の植物で、古代エジプトのクレオパトラやファラオも髪や爪を染めるために使用していたと言われる染料です。

 

古代エジプトでは爪の色で階級が示され、位の高い人ほど太陽や血を連想させる濃い赤で着彩することが許されていました。

 

爪に色を施すのは、もともと呪術的な意味があり、

 

日本でも卑弥呼の時代から、やはり呪術的な意味合いで爪を染色していたようです。

 

女性が身だしなみとして爪を染めるようになったのは、平安時代になってから。

 

爪紅(つまくれない)と呼ばれ、高貴な身分の象徴でもありました。

 

赤いカラーネイル

 

現在のようなマニキュア(ポリッシュ)が生まれたのは、1923年(大正12年)のことで、初めはアメリカで開発された自動車の塗料用ラッカーでした。

 

自動車が大量生産される際に必要となった速乾性のあるラッカーをネイルカラーに応用しました。

 

1970年代に入るとアメリカではメイクアップアーティストが、女優に施すための特殊メイクとして、『付け爪』を開発します。これが現在の『スカルプチュアネイル』『ネイルチップ』にあたります。

 

スカルプチュアネイル

 

そんなアメリカのネイル文化が日本に入ってきたのは'70年代後半から。

 

'80年代初頭には日本初のネイルサロンがオープンし、'85年に日本ネイリスト協会が設立しました。

 

そして、'90年代半ば頃より本格的に日本でネイルがブレイクしました。

 

若者に人気のある歌手や芸能人がネイルに興味を持ち始めたのがきっかけで、様々なメディアでネイルアートなどが紹介され、ネイル文化が徐々に広まっていったのです。

 

日本では、ネイルに塗るカラー剤、もしくはそれを塗ることをマニキュアと呼ぶのが浸透していますが、本来マニキュアとはラテン語で「手」を意味するマヌス、「手入れ」を意味するキュア(ケア)から生まれた言葉で、ネイルのお手入れ全般のことを指します。

 

マニキュアを塗る

 

*ポリッシュ…爪に塗布し色をつける物の総称。ネイルポリッシュ、ネイルエナメル、ネイルカラー、ネイルラッカーともいう。
一般的に言われているマニキュア(ポリッシュ)は爪に塗って「自然乾燥させるもの」のことを指し、磨いてつやを出すという意味でもある。

ネイルボトル

 


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